相続に関して弁護士に相談できる内容は多岐にわたります。
うした法律事務所では、広島で様々なケースの相続にまつわる相談実績があります。
◇加藤先生は、相続の専門的知見に強みがあるそうですね?
はい、相続紛争事案に関わってきた弁護士だからこそ、相続をめぐる家庭内のさまざまな問題にも包括的に対応が可能です。
紛争を避けるための生前対策の必要性は言うまでもありませんが、行き過ぎた対策により
生活費が足りなくなってしまうなど取り返しのつかなくなってしまったケースもあります。
本やネットに書いてある対策は誰かにとっては正解かもしれませんが、あなたにとっても正解かは分かりません。
あなたの親族関係や財産の状況などにより正解は変わってきます。全体のバランスをみながら弁護士と相続について考えてみませんか。
◇相続トラブルは、だれにでも起こりうるものでしょうか?
相続トラブルは、とても身近でどのご家庭でも起こりうるトラブルです。
遺産が少なければ揉めないというわけではありません。遺産が自宅のみのケースなどは遺産が分けにくいためよく揉めてしまいます。
「うちの子どもたちは仲が良いので大丈夫」と相続について何も準備されない方もおられますが、
実はそのような仲の良い家族でも、亡くなるほんの数年間の介護問題などで険悪な関係になってしまうことが少なくありません。
相続トラブルは工夫次第で避けることができます。
生前に一通、しっかりとした遺言書を作成していれば揉める必要がなかったケースが大半です。
厳しい言い方になってしまいますが、子どもたちが揉めてしまうのは相続についてしっかりとした準備をしなかった親の責任なのです。
◇財産を安心して次の世代へつなぐ・・
「終活」という言葉が一般的になり、ご自身の保有している財産をどのような形で次世代に引き継ぐかを真剣に考える方が増えています。
土地や家屋を次の代に残そうとした場合、生存中の管理から死後の承継までを総合的に考えて計画を立てる必要があります。
生前の対策を怠った結果、財産の価値が目減りしてしまったり、相続財産をめぐる争いが数年にわたることも珍しくありません。
次世代に財産を良い形で継いでもらうためにはどうしたらよいのか、そのようなお悩みの相談相手となることができます。
▲法律事務所が初めてという方も安心。
カフェのような清潔感のある落ち着いたスペースで相談できる。
◇民事信託にも注力されているとのことですが?
はい。「民事信託(家族信託)」は、「財産管理」と「財産承継」のための制度で、
遺言ではできないことが実現できる柔軟性の高い制度です。
親の認知症対策・財産管理ができる、子供のいないご夫婦が相続対策ができる、
障害がある子供の財産管理ができる、特定の目的のために遺産を活用ができるなどのメリットがあります。
遺言は「誰に」「何を」相続させるかを決めることはできますが、細かい要望に応えることができません。
また、効力が生じるのは遺言者が亡くなった後です。
民事信託は遺言では到底かなえられないご要望に対応できる可能性を秘めています。
丁寧に、わかりやすく説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
◇起きてしまったトラブルでも、途中から相談できますか?
もちろん、大丈夫です。
不公平な遺言を書かれてしまった、相続人の一人が勝手に使ってしまい、あるはずの財産がいつの間にかなくなっている...
相続をめぐる紛争が発生してしまったときにもご相談ください。
遺産分割は感覚で進めると親族内に深刻な対立が生じてしまいます。
残されたご遺族の話し合いだけでは満足できる解決へ進めないこともあります。
そんな時は、ぜひ、うした法律事務所に相談してください。
親族への配慮も大切ですが、自分の権利もきちんと主張することが大切です。
弁護士は遺産分割調停などであなたの代理人として寄り添うことができます。
◇◇他士業とも密に連携◇◇豊富な経験と実績◇◇
ある問題がどの専門家に相談するべき問題なのか、実はこの判断からして一般の方には簡単ではありません。
ご相談内容に応じて適切な専門家につなぐことも私の役割です。
相続問題は弁護士だけでは解決できないこともあります。
税理士や司法書士など、過去に何度も一緒に取り組んできた他士業の仲間と協力して、問題解決を目指します。
相続対策をしたい親世代、相続問題を解消したい子世代の双方から、多くの相談を受けており、
遺産分割、遺留分侵害額請求、民事信託、遺言書作成などの案件を取り扱っています。
ある依頼者の方から相続紛争に関するご相談を受け、無事に解決ができた際に
「感謝の気持ちを込めて」と、縁起の良いマグカップをいただいたことがございます。
私を頼ってくださるすべての方の思いに報いることができるよう、誠心誠意取り組ませていただきます。
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この記事を書いた人
うした法律事務所 弁護士 加藤泰さん
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終活と相続問題に法律専門家の立場から取り組み、紛争事例に対応する弁護士ならではの視点が強みです。
これまでいくつもの相続紛争に関わってきた経験を生かして、紛争を未然に防ぐ遺言作成をお手伝いします。
また、亡くなるまでの生活をどのように維持するのか、そして、自分の財産を次世代にどのように承継させていくのか、これらの問題について関わる、財産管理契約、任意後見契約、死後事務委任、民事信託契約などの各種契約書について、作成やチェックを行い、相続全般についてコンサルティングいたします。
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