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更新日:
2025.10.01

相続税が気になる方におススメの終活の方法とは

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終活のひとつとして相続を考えたとき、「相続税」がどうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、相続税が気になる方の、終活の方法についてお話をお聞きします。


▲相続税申告相談プラザひろしま 棚田秀利さん
税理士・行政書士・宅地建物取引士として幅広く相続の相談に対応。

〇まずは何から始めたらいいのでしょうか?
すべては相続税の試算からです。
終活と言っても、初めて着手する際には何から手をつけてわかりませんよね。
世間ではエンディングノートをお勧めする専門家もいらっしゃいます。しかし、相続税が気になる資産家の方は
いくらエンディングノートを書いても、悩みは解決しません。
そんな方には勇気を持って、本当に気になっている相続税の試算からスタートさせることをお勧めします。

その1:具体的に相続税の金額を把握しましょう
相続税が気になると言っても、漠然とした心配ではなく、
まずいくらの金額の相続税のことで悩んでいるのか具体的に把握した方がよいです。
相続税がかかると言っても三千万円なのか、三百万円なのか、三十万円なのか、三万円なのかで心配度が変わります。
まずはこのままだと相続税がいくらになるのか?それは親または配偶者の遺産で払えるのか?
これらをはっきりさせる必要があります。もし払えないのであれば、不動産の一部を売却して換金化しておく必要もあるかもしれません。
また、遺産分割を考える際にも、相続人各々の相続税の負担がわかれば、実際に受け取れる相続財産の金額もわかります。

その2:財産目録を作って、具体的にどう分割していくのか考える
相続税の試算をした際の副産物として、財産の金額の入った財産目録ができます。
この財産目録をベースとして、どの財産をどの相続人に相続させるのか具体的に考えることができます。
但し不動産についてはあくまで路線価を中心とした相続税評価額で評価されており、
不動産の時価とは乖離している可能性もあるので、より正確に財産の評価をしようと思えば、
実際に不動産業者による査定も必要かもしれません。結果的にこれが将来遺言を書くための大切な資料となります。

その3:相続税の節税を検討して、進めていく
もちろん相続税の試算をしてある程度の相続税が課税されることがわかった際に
その相続税を節税したいと思われる方もいらっしゃると思います。
相続税の節税をしたいからと、銀行から大きな借金をしてアパートを建てようとされているお話を聞くことがよくあります。
しかし、必ずしもその必要はありません。

〇日常的な節税方法として、どんな事例がありますか?
代表的なものとして、次にあげる3つの方法があります。
1、生命保険の非課税枠を利用する
被相続人が生命保険の契約者・被保険者の場合、受取人が受け取る死亡保険金には
みなし相続財産として相続税が課税されますが、受取人が法定相続人の場合、
法定相続人の数×500万円という生命保険の非課税枠が適用されます。
そのため、死亡保険金がその金額に満たない場合、
その金額になるまで生命保険の死亡保険金を増額させることで、相続税が節税できることになります。

2、生前贈与をして相続財産を減らす
贈与税が課税されない基礎控除110万円以内の生前贈与であれば、贈与税は課税されません。
この生前贈与を複数年継続して相続財産を減らしていけば相続税を節税することができます。
しかし、令和6年以降税制改正があり、贈与財産の持ち戻しがあり節税効果が無効になる場合もありますので、
相続税専門の税理士及び税務署にご相談下さい。相続時精算課税贈与制度を利用するのもよいかもしれません。

3、お金のかかるお墓・仏壇の整備・自宅の改修を前倒しで進めておく
これは細かい話ですが、お墓やお仏壇の整備も、いざ取り組もうとすると色々とお金がかかります。
そういったことも早めに整理をし備えておくことで、相続税の節税効果はあると言えるでしょう。
相続税の節税方法は他にもありますが、何事も一朝一夕には進まないので、地道に検討していく必要があります。

〇相続税申告相談プラザひろしまについて、教えてください。
相続税申告相談プラザひろしまは、広島市中区八丁堀にあります。
広島市を中心に相続税申告やその他相続に関するサポートならお任せください。

「相続税の試算」ですが、その試算をするために専門家に支払うコストが高くては
着手するのに二の足を踏んでしまい、相続対策も思うように進まなくなることも考えられます。
そこで、相続税申告相談プラザひろしまでは、相続に関する相談は初回無料で対応させて頂いております。

その相談の中に、簡単な相続税の試算も含まれておりますので、この機会を活かして、まずはお気軽にご相談下さい。


▲相続税申告相談プラザひろしまのキャラクター
くまったくんと棚田先生出演のテレビCMでもおなじみ



この記事を書いた人 相続税申告相談プラザひろしま 代表税理士 棚田秀利さん
相続と向き合い30年以上、税理士開業25年以上の実績をもつ、信託銀行出身の税理士が国税局OB税理士とともに高品質の相続税申告・相談に対応。 また、相続税申告相談プラザを運営する棚田税理士事務所は行政書士事務所部門で3名の相続専門行政書士により相続手続・遺言相談など、税以外にも幅広く相続関連業務のご相談も承っています。初回相談無料、お気軽にご相談ください。
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